阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場・祝祭広場で7月7日、「ハワイフェア2021」が始まった。
2014(平成26)年に初開催し、ハワイの定番から最新のフードやグッズを紹介する同フェア。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンラインのみでの開催としたことから、会場での開催は2年ぶりとなる。7回目となる今回は65店が出店。開催に先駆け、6月23日からオンラインストアで「ハワイアンホースト」のチョコレートや高級ホテル「ロイヤル・ハワイアン」のテディベアなどを販売している。
催場では、現地で人気というレストラン「MWレストラン」の「スペシャルロコモコバーガー」(ドリンク付き、1,980円)、豚肉をタロイモの葉で包んで蒸し焼きにした「ラウラウ」が入った「ハワイアンプレート」(2,700円)、モロイカイ島のベーカリーで、重さ約500グラムの大きさが特徴の「カネミツベーカリー」の「モロカイブレッド」(1,296円)などのグルメから、アロハシャツやワンピース、アクセサリーなどのファッション、雑貨までを幅広くそろえる。
祝祭広場には、廃材と植物を組み合わせ、ハワイの自然をイメージした装飾を施している。パイナップル型のクッキーで有名という「ホノルル・クッキー・カンパニー」、ウクレレや家具に使用されるハワイ原産のコアウッドやサーフボードの樹脂で1本ずつ手作りする「ラウラウウッドワークス」のボールペンや万年筆(各2万7,000円~)、ハワイ産の自然由来の原料で作るというオーガニックコスメ「Ola(オラ)」、Tシャツやキャップのハワイ大学公式グッズなど、日本では手に入りにくい商品もある。
会場に隣接する阪急うめだホールでは、フラダンスや音楽ライブやトークショーを開催するほか、現地のショップオーナー、コーディネーターと同店をつなぎ、ハワイのトレンドやカルチャーについて話すインスタライブも配信する。
同フェアを担当して4回目のローレンス有里さんは、「ハワイに行きたくても行けないハワイロスの人が、会場で旅行の思い出に浸りながら少しでもハワイを感じてもらえれば」と話す。入店時の検温や手指の消毒、会場内の通路幅を広く設定するなど、新型コロナ感染防止の対策を講じる。
営業時間は10時~20時。7月12日まで。