「アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~」が大阪・堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1)で7月7日、始まった。
アートアクアリウム展はライトアップされた透明な水槽で、合計約1万匹の金魚が泳ぐ水槽アートの展示会で、初回開催から15周年を迎える。大阪での開催は5年ぶり。
従来の開催ではアート性やエンターテインメント性を重視していたが、コロナ禍での開催となった今回は癒やしをテーマとし、非日常の空間を演出する。
出展作品は構想期間5年にも及ぶという、ガラス天井の中で泳ぐ金魚を見上げながら通路を進む天井金魚や、江戸切子の鉢の中で泳ぐ金魚をライトアップしたキリコリウム、水面が波立たない円形の水盤に泳ぐ金魚を眺める金魚品評、着物の形をした水槽をライトアップしたキモノリウムなど数多い。目玉は「超・花魁(おいらん)」と銘打たれた展示で、5年前の開催時も人気が高かった、約1000匹が入った花魁という巨大金魚鉢を3倍の約3000匹が泳ぐサイズにした。
プロデューサーの木村英智さんは「前回は10周年の時に大阪で開催した。今回は15周年という区切りの年だったので再び大阪で開催したかった。大阪初登場の展示も多いので来場者に楽しんでほしい」と話す。
開催時間は11時~20時(最終入場は19時30分、土曜・日曜・祝日・休日、8月10日~13日は10時~)。入場料は、大人=1,400円、小学生以下=800円。9月5日まで。