阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階催場・祝祭広場で4月14日、北海道のグルメを集めた「春の北海道物産大会」が始まった。
毎年、春と秋に開催し、同店の国内物産展の中でも高い人気を誇る北海道展。昨年の春は新型コロナウイルス感染症の影響で開催を断念し、今回1年ぶりの復活となる。会場には、北海道ならではの旬の食材を使用した海鮮やスイーツ、お弁当まで「北海道を食べ尽くす」約60店が集結する。
用意する北海道グルメは、濃厚な甘みとプリプリの食感を持つボタンエビを使った「特選海鮮贅沢(ぜいたく)盛弁当」(1人前=2,376円、各日150食)や、「冬季に1日数匹しか取れない」という希少なキングサーモンを、塩蔵熟成させてうま味を引き出した「根室歯舞漁港 熟成・寒キングサーモン切身」(1切れ=2,160円)など、海鮮系に力を入れる。広大な土地で育ったアスパラと、ラクレットチーズを楽しめる「春うららアスパラベーコンラクレット」(1セット=660円)や、「宇野牧場の牛乳と越冬じゃがいものミルクコロッケ」(1個=346円、各日200食)なども用意。そのほか「北海道いちごクレープ」(1個=432円、各日500食)や、「焼き立てマフィンブルーベリー&アールグレー」(1個=422円、各日100食)などのスイーツも用意した。
イートインコーナーでは、3月下旬から5月に旬を迎える日高エリアの春のエゾバフンウニをふんだんに盛り込んだ「春うに丼」(4,200円、各日100食)や、地元民からも愛される札幌の人気のラーメン店「信玄」のみそラーメン「『信玄』コク味噌(みそ)ラーメン」(880円)などのメニューを楽しめる。
今回新たな試みとして「北海道の元気」コーナーを新設。SDGsの理念の下、新たな事業創出や町おこしなど、北海道の食の未来に向けて取り組みを行う6店が集結する。分散型エネルギーを活用した高濃度のミニトマトや、未来を担う地元の高校生が商品開発した加工品のほか、海藻のアカモクを有効活用した商品など、幅広いジャンルがそろう。
同展担当の西本匡志さんは「新型コロナウイルスの影響でなかなか北海道には行けない日々が続いている。北海道のおいしいものをギュッと集めた物産展に仕上げているので、お客さまにはつかの間の北海道旅行気分を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月19日まで。