日本酒をセルフサービスで楽しめる居酒屋「地酒さかば 雅」(大阪市北区曽根崎新地1)が北新地にオープンして1カ月が過ぎた。
焼き鳥、魚料理、洋食などの飲食店の運営やプロデュースに携わった店主・大宮雅展(まさのぶ)さんが、「コロナ禍で出荷が減った酒蔵を応援できれば」と今回、日本酒をメインにした居酒屋をオープン。「日本酒が好きな人だけではなく、これから挑戦しようと思っている人にも楽しんでもらえるように」と、辛口から甘口まで幅広く、常時約60種類をそろえる。店舗面積は約20坪。席数は、カウンター=10席、テーブル=12席。客単価は3,500円。
日本酒の価格は、60ミリリットル=385円、90ミリリットル=550円均一のリーズナブルな価格で提供する。店内に2台設置した冷蔵庫から、客自身が日本酒をグラスに注ぐセルフサービスを採用する。飲み終わったグラスは、テーブルの升に重ねて精算する。「定番で置く銘柄は無いので、来るたびに違う種類の日本酒を楽しめる」と大宮さん。
料理は、「お造り5種盛り合わせ」(1,320円)、「大分名物!とり天」(550円)、「ローストビーフ」(880円)など、日本酒に合うメニューを30種類以上そろえる。日本酒以外のドリンクは、生ビール(495円~)、チューハイ(385円)、ハイボール(440円)など約20種類用意する。
大宮さんは「店内でサーモン丼やとり天のゴーストレストランも運営し、現在デリバリーの売り上げが8割を占めている。時短要請で店舗の営業は厳しいが、日本酒好きが集まれるアットホームな雰囲気のお店を目指したい」と話す。
営業時間は17時~23時(大阪府の営業時短要請中は21時まで)。日曜定休。