フルーツ大福専門店「フルーツ大福 まる姫」(大阪市北区南森町2)が12月13日、大阪・南森町にオープンして1カ月がたった。
フルーツ本来のジューシーさと甘さを引き立てるため、甘さを控えた求肥(ぎゅうひ)と白餡(あん)の「黄金バランス」にこだわったフルーツ大福を販売する同店。フルーツは糖度が高く、旬のものを仕入れ、約1ミリの薄い求肥で一つ一つ手包みする。商品は保存料や添加物を加えず、店舗奥のキッチンで作ったものを提供する。
通年で提供する「あまおう」(580円)、「みかん」(480円)、「キウイ」(580円)のほか、今の季節限定商品「りんご」(440円)、「ラフランス」(450円)など、常時約10種類のフルーツ大福をそろえる。イチゴ1粒が35グラム以上ある「プレミアムあまおう」(980円)や五島列島でオーガニック栽培し、糖度が50%以上あるという「安納芋やきいも」(580円)などの希少な食材も。
フルーツ大福の断面を目でも楽しんでほしいと、購入客には餅切り糸を進呈する。30~40代女性の来店がメインだが、南森町という土地柄ビジネスマンが手土産として購入することも多いという。
黒木保徳店長は「ご家庭でフルーツ大福を切る体験や、シェアしながら食べ比べて、ステイホームを楽しんでいただきたい。ワインや日本酒に合うという声もあり、いろいろな食べ方を見つけてほしい」と呼び掛ける。
営業時間は9時~19時。