ホテル「モクシー大阪新梅田」(大阪市福島区福島7、TEL 06-6743-4971)が9月1日、JR福島駅から徒歩5分の所に開業した。
「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」「マリオット・ホテル」「シェラトン」「ウェスティンホテル」など30ブランド、7400以上の宿泊施設を展開するマリオット・インターナショナル(米メリーランド州)が運営を手掛ける。モクシー(Moxy)とは元気(Moxie)を意味し、「次世代の旅行者を対象とした遊び心あふれる体験型ホテル」と銘打つ。
2014年に「モクシー・ミラノ」を開業以来、北米・ヨーロッパ・アジア太平洋エリアで60軒以上を展開。日本国内には2017(平成29)年11月に「モクシー大阪本町」「モクシー東京錦糸町」を同時出店しており、「モクシー大阪新梅田」で3軒目。積水ハウス(北区)がプロジェクトマネジメントを担い、同社とシンガポールの不動産大手ファー・イースト・オーガナイゼーション(シンガポール)が建物を所有する。
梅田スカイビルやグランフロント大阪が徒歩圏内に入る、福島6丁目交差点の北西角地、上福島北公園の東側隣地の1390平方メートルに建設した。鉄骨造14階、延べ床面積8811平方メートル。客室数は288室。ホテルフロントを兼ねる24時間営業の「バー・モクシー」は、チェックイン時に無料のカクテルを提供。宿泊者だけでなく外来者の利用も想定しており、隣接する屋外テラス、ミーティングスペースを併設するラウンジなどの利用もできる。
オープニングセレモニーで、積水ハウス専務執行役員の石井徹さんは「われわれが開発を手掛けている『うめきた』の西側に位置しており、今後2期開発、新駅の建設も予定されている。近隣で1000戸以上のマンションの販売も行っており、本社も近く、なじみの深いエリアだ」とあいさつした。