新梅田シティ(大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-38991)ワンダースクエアで9月15日〜17日、日本最大のメキシコ祭り「フィエスタ・メヒカナ大阪2007」が開催された。同イベントは日本とメキシコの友好を深めるため、メキシコ大使館と共同で開催されるもので、開催は今年で11回目。
会場は、タコスやナチョス、コロナビールやテキーラなどのメキシカンフード屋台や、民族衣装や民芸品の販売、メキシコで最も人気が高いカリブ海のリゾート地「カンクン」の観光案内などメキシコ一色に染まった。初日にはメキシコ独立記念日の特別プログラムとして、「ビバ・メヒコ」の上演も。
ステージでは、3日間で27のメキシコ音楽や民族舞踊のプログラムを上演。メキシコを代表する民族音楽「マリアッチ」の中でも結成18年の実力派マリアッチ「マリアッチ・アガペ」や、メキシコ全国コンクールで9回も優勝している「ラ・サイエ大学」の学生で編成された学生音楽グループ「エストゥディアンナ・ラ・サイエ」、日本在住の実力派シンガー「エミレオ・モラレス」などが登場。日本では珍しい、メキシコ北部の伝統舞踊を踊る大阪在住のダンシングチーム「コルツィン民族舞踊団」や「エル・ソルナシエンテ民族舞踊団」もステージを盛り上げた。
開催中5回演奏した「マリアッチ・アガペ」のステージでは、開演前から約200席のステージ前の席が埋まった。「ベサメ・ムーチョ」など日本人にも馴染みの深い曲も演奏され、客席で踊り出す人も多数見られた。
開催期間中は新梅田シティの地階「滝見小路」の飲食店でも「メキシカンメニュー」を用意。会場や店舗で500円以上の利用客に応募券が手渡し、抽選でメキシコ往復航空券をプレゼントする。