「盆梅と刀剣展」が2月11日、大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)境内にある書院造りの参集殿・百畳敷の部屋で開催される。
樹齢200年を超える古木など盆梅を約60鉢や菅原道真を描いた掛け軸「天神画像」などの宝物を展示する。会場内は15分~20分ごとに照明を暗くし、室内や盆梅にプロジェクションマッピングを投影し、デジタル映像と音楽で演出する初の試みも行われる。
昨年から引き続き開催する刀剣展は、同宮と縁の深い歴史上人物の刀剣を14振り展示する(途中作品入れ替えあり)。天神祭でかつて船渡御の船に飾られた「御迎人形」で、現存する16体のうちの1体「八幡太郎義家」のモデルである源義家の太刀「安綱作『天光丸』」(3月2日~8日)が目玉の展示という。
期間中、会場内に設けた茶店では境内の梅の実を練り込んだ「梅の木餅」や「梅昆布茶」、境内の梅を眺めながら食事ができるオープンカフェでは「梅うどん」や「おでん」などを提供する。2月22日~24日に境内特設会場では、全国から300種類以上の梅酒が集結し、1杯100円~試飲できる「天満天神梅酒大会」も開催する。
そのほか、2月11日~16日は「骨董(こっとう)市」、2月25日~3月1日は「アートクラフト市」「陶器市」などさまざまなイベントを開催する。
盆梅と刀剣展の開催時間は9時30分~16時30分(入場受付は16時まで)。拝観料は大人(高校生以上)=700円、中学生・小学生=400円、幼児無料。3月8日まで。そのほかの茶店・イベントなどの開催時間は、10時~16時。天満天神梅酒大会の料金は、チケット10枚セット(1枚100円)=1,000円。