スイートポテト専門店「松蔵ポテト」の新ブランドで、揚げたての芋けんぴを販売する「芋の上松蔵(いのうえまつぞう)」(大阪市北区梅田)の期間限定店が10月16日、阪神百貨店地下1階イベントスペースにオープンした。運営はドンク(神戸市東灘区)。
1980(昭和55)年に創業し、全国に16店舗を展開する「松蔵ポテト」が、作りたての商品を提供することをコンセプトに出店した同ブランド。商品として、「芋けんぴ」(100グラム497円)を開発した。
味は「甘(あま)」「塩」の2種類。「甘」は芋焼酎の原料として一般的な黄金千貫(こがねせんがん)を太く切り、「塩」は鳴門金時の元の品種である高系(こうけい)14号を細く切ったものを、店頭で揚げて味付けをする。「甘」はサツマイモの自然な甘さを楽しむスイーツとして、「塩」はビールのおつまみとしても楽しめるという。
そのほか、松蔵ポテトの看板商品である手作りの「スイートポテト」(432円)も販売する。1949(昭和24)年から現在まで続くドンク三宮本店のレシピを使い、さつまいもの皮をそのまま器にし、職人が一つ一つ手作業で作るという。
担当者の庵原(いはら)リサさんは「若い人から年配の方まで、出来たてのさつまいもスイーツを気軽に楽しんでほしい」と呼び掛ける。
営業時間10時~20時(18日と19日は21時まで)。今月22日まで。