花のワークショップやステージイベントが楽しめる「フラワーアートミュージアム2019」が9月27日、大阪ステーションシティ(大阪市北区梅田3)5階「時空の広場」で始まった。
建築家の安藤忠雄さんが大阪駅リニューアルの際、「花でいっぱいに埋め尽くしては」と提案したことがきっかけで始まった同イベント。2012(平成24)年に初開催し、今年で8回目。昨年は約47万人が来場した。
約3000平方メートルの会場にはコスモスやバラ、リーガスベゴニアなど秋を代表する花をはじめ、ヒマワリやアジサイなど約2万株が植わる。オープニングセレモニーに登壇した安藤さんは「万博に向けて、緑の多い大阪を目指すには行政だけでは無理がある。皆さんの力も貸していただきたい」と来場者に呼び掛けた。
期間中に開催されるラグビーワールドカップと連携した花壇も設置。大阪・神戸会場で試合を行うアメリカやロシアの国花や、公式球のレプリカを展示する。10月5日には高校生によるフラワーアレンジメント大会やフラワーアーティストによるデザインライブなどを開催する。
開催時間は8時~23時30分(最終日は20時まで)。10月14日まで。