ウナギなど滋養強壮食材に着目した大衆酒場「いづも」(TEL 06-6151-2531)が3月1日、ルクア大阪(大阪市北区梅田3)地下2階「バルチカ」内にオープンした。
全国に「焼肉寿司」「炉とマタギ」など飲食店約80店舗を展開するスパイスワークスホールディングス(東京都台東区)の新業態。ウナギを中心に馬肉やカキなど滋養強壮メニューが楽しめる酒場としてオープンした。店舗責任者の宇佐川卓司さんは「ウナギを気軽に食べられて、そのほかにも元気の出る食材を集めた酒場を作りたいと考案した」と話す。
店舗面積は約100平方メートル。席数は30席。ウナギが島根県出雲地方にゆかりがあるといわれていることから、店内中央には出雲大社の千木(ちぎ)をイメージした装飾を設け、おみくじ付きの箸を用意する。ウナギを取るカゴをイメージしたというランプもぶら下げ、和風の内装に仕上げる。
フードメニューは80種。ウナギを筒切りのまま串に刺して焼いた「名物!ガマの穂焼き」(410円)や、バターを直前にかけて食べる「うなぎバター」(356円)、「肝」(291円)など10種の「うなぎ串」メニューを用意する。そのほか、「カキのかば焼き」(320円)、「すっぽんスープ」(421円)など滋養強壮をテーマにした料理を用意する。ドリンクは酎ハイ、ハイボール、ビールなど約50種。ウナギとの相性を考えたという、りんご風味のウイスキーにサンショウを生削りでかけた「うなぎのためのハイボール」(529円)といった変わり種も用意する。
客単価は昼は800円~1,500円、夜は2,500円~3,500円を想定する。宇佐川さんは「元気が欲しいときに気軽に寄れる店になれたら。全国展開もしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~24時。