リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島5)7階に2月21日、完全マンツーマンで脳梗塞後遺症からの機能回復を目指すリハビリ施設「脳梗塞リハビリセンター大阪」がオープンした。運営はワイズ(東京都港区)。
個人の状況に合わせて、1回2時間程度のリハビリを保険適用外で提供する。健康保険には適用日数の制限があり、介護保険は介護施設でのグループリハビリ中心で個別訓練を受けにくいデメリットがあった。
同センターではリハビリ量を増やし、集中的に機能回復を進めたい人向けに「60日間改善リハビリ」(全16回、1回=120分、29万7,000円)などの独自プログラムを提供する。
同社は現在1都5県に12施設を展開しており、これまでに4000人以上が利用。早見泰弘会長兼CEOは「1週間泊まり込みでリハビリに来られた方もいた。関西での開設を望む声があった」と話す。
施設は床面積81平方メートル。理学療法士1人、作業療法士1人、鍼灸師・柔道整復師2人が在籍する。VRリハビリ機器「mediVR」を活用した機能訓練なども提供する。
営業時間は9時~19時。日曜・月曜定休。