梅田の商業施設「阪急三番街」(大阪市北区芝田1)北館1階の「ベーグル&ベーグル」跡に1月29日、メキシコ料理のファストフード店「タコベル」が出店する。
「ベーグル&ベーグル阪急三番街店」は2018年11月12日に閉店。2000年代初めから「ZARA 梅田店」に向かい合う3面の大きな窓と、窓際にカウンター席が並ぶしゃれた外観で茶屋町を往来する人々に親しまれていた。2カ月半の空白をおいてオープンする「タコベル阪急三番街店」は席数38席。現在は店内で工事が進んでいる。
タコベルは1962年に米カリフォルニアで創業したメキシカンファストフードチェーンで、国内外に約7000店を展開している。日本では1980年代に東京、名古屋に初進出したものの1990年代に撤退。その後、2015年4月に東京・渋谷に再進出し、現在は店舗数を8店(東京7店、大阪1店)に広げている。
主なメニューは、トウモロコシ粉を薄焼きした皮に、いためたひき肉やチーズ、レタスなどを挟んだ「タコス」、米、肉、豆、野菜などの具を皮で巻いた「ブリトー」など。注文時に肉の種類を牛・豚・鶏から、辛さを3段階から選ぶ。
運営は「牛角」「とり鉄」「ベーグル&ベーグル」を展開するJFLAホールディングス(旧アスラポート・ダイニング)のTBジャパン(東京都中央区)。
営業時間は10時~22時。