「阪急パンフェア」が11月14日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場で始まった。
全国の人気パンブランド約50店が集結する同イベント。7回目の今回は、「世界のパン」をテーマに全14カ国の特徴的なパンが登場する。パンは、本場の職人や現地のパン店で修業したシェフが再現。舟形の生地に、牛ひき肉のトマト煮込みを土台とし、チーズやピーマンをトッピングしたトルコの総菜パン「ピデ」(454円)や、全粒粉をベースに、ココナツミルクやカルダモンの香りが特徴であるマラウイの揚げパン「マンダジ」(130円)、オーストラリア発でドライフルーツやスパイスを練り込んだイースターの伝統食「ホットクロスパン」(270円)などをそろえる。
関西初出店となる横浜のパン店「ブーランジェリー パティスリー トレトゥールアダチ」も注目店の一つ。フランスでパン作りを学んだ足立夫妻が手掛け、サクサクのパイ生地の中に洋梨が半個分入った「ショーソン オ ポワール エ ショコラ」(454円)を1日50個限定で販売。東京・浅草の「花月堂」からは、約3時間の低温発酵で仕込んだふわふわ生地が特徴の「ジャンボめろんぱん」(221円)を販売する。
サンドイッチコーナー「ワールドサンドイッチスタンド」では、トルコの「サバサンド」(648円)やイスラエルの「ファラフェルサンド」(594円)などボリューム感のあるサンドイッチをそろえる。毎年恒例の特集コーナーには、約30種類のチョコパンや食パンなども登場。
イベント担当の中野彬子さんは「一般的なベーカリーでは見かけないようなパンが多くそろっている。世界を旅する感覚で楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。今月19日まで。