梅田ロフト(大阪市北区茶屋町)5階ロフトフォーラムで9月7日、嗅覚で楽しむ参加・体験型イベント「におい展」が始まった。
2016年11月に名古屋で初開催された同展。今年は東京・静岡・北海道・福岡でも開催し、総来場者は10万人を突破した。良い匂いのものから、激臭のものまで約50種類のにおいを展示する。
会場では、「ジャスミン」や「イランイラン」など一般的に知られる匂いのほか、香水の素の「ジャコウ」や世界で最も効果といわれる「イリス」、戦後初めて取れたマッコウクジラの体内で作られた「結石」のにおい「アンバーグリス」など、貴重なものを展示。
大阪限定で、「おっちゃんとおばちゃんのにおい」を再現したものも。「世界一臭い缶詰」と呼ばれる「シュールストレミング」、「臭豆腐」「ドリアン」「くさや」「加齢臭」「足のにおい」をかぐことができるブースも用意し、「激臭」を体験できる。自身の体臭を計測できる「体臭測定室」や、マネキンに男女のフェロモンのにおいを吹き付け、どちらが男女か嗅ぎ当てるブースも。
グッズコーナーでは、約50種の香水やお香など匂いのグッズを用意。会場限定のTシャツやグッズも約10種用意。中には「におい展に来た人のためのにおい消しスプレー」(1,080円)といったものも。
同イベント実行委員会の池田淳さんは「名前を聞いたことあるけど、嗅いだことのない匂いも多いのでは。ぜひ嗅ぎに来て」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~21時(最終日は18時まで)。10月16日まで。