梅田の商業施設「ハービスプラザ エント」(大阪市北区梅田2)地下1階に4月16日、ギョーザ専門店「神戸餃子 オレギョ」がオープンする。
「女子が通える餃子屋」のコンセプトで料理や内装、器などを編集。2014年2月、神戸市・元町に1号店を開業し、今回が4号店となる。店舗面積は66平方メートル、席数は47席(テラス12席含む)。女性の背丈を考えて椅子・テーブルは低めに設計した。
メニューは全24種類で、一部メニューを除きニンニクは使わない。ギョーザとワインの組み合わせを前面に打ち出しており、ワインを常時15種類そろえる。
定番は「焼き餃子」(8個=378円)、「しそ餃子」(同=421円)、「生姜の餃子」(同=378円)。変わり種では、ヘルシーバターオイル「ギー」で仕上げた「4種のキノコとバターの餃子」(5個=453円)や、イギリスの名物料理「フィッシュ&チップス」になぞらえ、揚げたギョーザの皮に餡(あん)を付けて食べる「ぬる餃子」(486円)を提供する。
総店長の上川路純弥さんは前職が美容関係のサラリーマン。女性向けの店づくりを重視し、女性社員と相談しながらカトラリーや壁材、ランプのデザインまで、カフェのように利用できる店構えにこだわった。20~40代のお酒を楽しむ女性を主なターゲットにする。
ファッション系大型商業施設への出店は今回が初めて。当初は高級志向の店を模索したが、結局「ギョーザ屋の入りやすさやB級(大衆)感」は残した。今後のFC展開を視野に入れている。
上川路さんは「一般的な『ギョーザの店』のイメージとのギャップが女性に喜ばれるはず」と男性のデート利用にも期待する。
想定客単価は2,300円。営業時間は11時30分~23時。