大阪府立中之島図書館(大阪市北区中之島1)別館2階で3月16日、経済統計セミナー「おおさかの経済データ」が開かれる。主催は大阪府総務部統計課。
最新の経済データから大阪の実像に迫る同セミナー。初心者向けに「RESAS(リーサス)」「大阪府民経済計算」の使い方を解説する。今月に「大阪府版GDP統計」を含む2015年度大阪府民経済計算が公表されるのを機に企画された。
リーサスは、産業構造や財政、将来の人口推計などの官民ビッグデータを集約し、可視化した地域経済分析システム。経産省と内閣府が提供するもので、地方創生を情報面から支援している。
登壇者は、近畿経済産業局 地域経済分析システム普及活用支援調査員の木原裕史さんと、大阪府総務部統計課情報分析グループ主査の三浦剛さん。
データからは、大阪における訪日外国人の消費動向や、大阪府の経済規模がOECD(経済協力開発機構)加盟の中下位国と同等といった事実が読み解けるという。
定員は60人(先着順、要申し込み)。開催時間は18時30分~20時。受講無料。