梅田の商業施設「ヘップファイブ」(大阪市北区角田町)8階のヘップホールで3月17日、触れると危険で見た目にも毒々しい毒生物たちを紹介する企画展「もうどく展2」が始まる。
2014年夏にサンシャイン水族館(東京・池袋)が企画し評判を呼んだ展示会の第2弾。忌み嫌われることの多い危険生物に光を当てた珍しい企画展として人気を博し、初弾には東京、名古屋、大阪で延べ30万人以上が来場した。
第2弾は、大阪では2016年に開催した前回から内容を一新。「防御するための毒をもつ生物」「毒を利活用する生物」「死亡例のある生物」の3テーマで25種類の生き物を紹介する。
黒い体に白の水玉模様が入った外見が目を引く淡水エイ「ポルカドット・スティングレイ」や、陸ガメで唯一毒を持つ「ミツユビハコガメ」、皮膚から毒を出す「チョウセンスズガエル」などを展示する。調香師がスカンクの臭腺(しゅうせん)を嗅いで再現した「スカンクの分泌液の臭い」を体感できるコーナーも予定。見るだけでなく「触れる」「嗅ぐ」など五感で毒を感じられる。
開催時間は11時~20時。入場料は、大人=800円、小学生以下=600円(3歳以下無料)。5月6日まで。