大阪天満宮裏の寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区天神橋2)で3月21日・24日・25日、「繁昌亭・春休み こどもらくご教室」が開かれる。
関西で戦後初の落語専門寄席として2006年9月に開館した同所。連日、落語を中心とした大衆演芸を上演している。2016年から開いている同教室は今回で3回目。落語入門として子どもをはじめ、初心者にも上方落語の世界に親しんでもらいたいと企画した。
21日・24日は、桂阿か枝さんによる「落語の成り立ち~小咄(こばなし)~仕草など」に始まり、「寄席のおはやし」(出演者=桂阿か枝、林家愛染、桂鞠輔、はやしや薫子)、寄席の演芸 太神楽(同=ラッキー舞)、落語(同=笑福亭生喬)で構成する。参加者全員で落語のしぐさをまねたり、舞台に上がって太鼓やドラを鳴らすコーナーもある。
25日は「上級編」とし、解説の時間を少なくして笑福亭生寿、桂ちょうば、林家花丸の落語をじっくり聞かせる。
開演は各日10時。定員は各公演210人で、全席指定。未就学児は入場不可。料金は、高校生以上=1,000円、中学生以下=500円。
3月16日には「大人のためのはじめての寄席」を開く。18時30分開演。料金は2,000円。