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阪急うめだ本店に洋菓子店「カサネオ」 ミルクレープ考案者が新ブランド

20層に重ねたミルクレープ

20層に重ねたミルクレープ

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町8)地下1階に1月19日、「ミルクレープ」考案者のシェフ、関根俊成さんが手掛ける新ブランドの洋菓子店「カサネオ」1号店がオープンした。

主軸となる「ミルクレープ」

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 運営は、洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」「シーキューブ」を展開するシュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)。店名は、「重ねる」のアルファベット表記に「neo(新しい)」を合わせて付けた。ミルクレープを主軸に、素材を重ねることで生まれる創作菓子を販売する。

 関根さんは1988(昭和63)年、「クレープを使った新しい料理」として、パスタとソースを重ねて作るイタリア料理のラザニアから着想を得てミルクレープを考案したことで知られる。関根さんがミルクレープメインの洋菓子店を出すのは今回が初めて。これまでの調理法を見直し、薄く焼き上げたクレープとクリームを20層挟んで重ね上げ、パリッとしながらもふわっとした新しい食感を実現したという。

 価格は、カットサイズ=501円、12センチ=2,268円、15センチ=3,571円。「ダブルショコラ」「クリームチーズ」「抹茶ミルク」味も用意する。フランス菓子のガトーバスクから着想したというオリジナルの焼き菓子「しっとりミルガトー」(8個入り、フランボワーズ・チョコレート・オレンジ=1,404円)も販売する。

 関根さんは「この店は今までの集大成。2号店、3号店と続けていけるようにしたい」と話す。

 営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。

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