梅田のナイトクラブ「クラブ ピカデリー」(大阪市北区太融寺町)で1月12日、ダンスミュージックと日本独自の音楽が融合した参加型ライブエンターテインメント「大阪ナイトレボリューション」が始まった。
JTB西日本(中央区)とトライハードエンターテインメントジャパン(同)による訪日外国人向けナイトカルチャー創造事業の一環。第1弾では、昨年9月に大阪の「キタ」と「ミナミ」にあるナイトクラブ10店に自由に入場できる訪日客向けパスを発行。第2弾の今回は、ナイトクラブ内で、ダンス音楽を軸に日本独自の音楽やダンス、和楽器など、「和」の要素を取り入れたパフォーマンスを行う。
JTB西日本の営業開発プロデューサーの熊野宏彦さんは「訪日客向けの夜の観光コンテンツが少ないのが現状。SNSなどで拡散されることで、将来的には大きな需要を創出できるのでは」と話す。
同日行われたイベントでは、甲冑(かっちゅう)を着た「サムライDJ」や「くノ一」姿のDJ、ジャグラー、大道芸集団、和太鼓グループなどが登場。ダンス音楽に和テイストをリミックスしたものやアニメソングとのコラボレーション、LEDライトを使ったパフォーマンスなどを披露した。和楽器ショーでは、三味線や和太鼓などの演奏で、会場を大いに盛り上げた。会場内にあるスクリーンに4カ国語(日本語、英語、韓国語、中国語)の説明を表示する。
開催時間は金曜20時30分~22時。料金は3,500円。16歳未満は要保護者同伴。3月30日まで。