ホテル阪神、2億円投じ全客室改装 7月にリニューアル

改装後のデラックスツイン(イメージ)

改装後のデラックスツイン(イメージ)

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 ホテル阪神(大阪市福島区福島5)は今年7月、全290室をリニューアルする。改修費として約2億円を投じる。

改装後のツインルーム(イメージ)

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 1999年4月、商業施設「ハービスエント」建設前の梅田2丁目から現在地に移転した同ホテル。2019年4月に開業20周年を迎える。全室で入浴用の上水を茶褐色の天然温泉に切り替えられるのが特長。

 訪日旅行客の増加でホテル開業が相次ぐ中、約1億9,900万円を投じて全客室を改装する。客室タイプごとに4つのデザインテーマを掲げ、壁紙、カーペット、家具などを更新。全室禁煙とし、1階に紙巻きたばこ専用と加熱式たばこ専用の喫煙コーナーを新設する。廊下と客室のデザインコンセプトも統一する。

 1月8日に着工しており、1~3月に19~21階と23階、4~7月にその他フロアの改装を手掛ける。

 ホテル阪神を運営する阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)は、福島駅西側の福島5丁目ほか(2584平方メートル)でも宿泊主体型ホテルを建設中。12階建てビル(延べ床面積1万1079平方メートル)の1~12階に約250室を設け、国内外のビジネス客とファミリー客をターゲットにする。

 距離約200メートルで近接するホテル阪神とは一体運用し、東京オリンピック・パラリンピック開催で予想される客室不足に対応する。

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