阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場で11月22日、東北地方の食材を集めた「美味・滋味 豊かに 東北物産展」が始まった。
2012年から開催している人気企画。昨年までは「元気 東北物産展」として工芸品なども含めていたが、今年は「食」に特化し名称を変えた。催事担当の西村敏樹さんは「東北らしいイメージが強い食材を集めた」と話す。
今回は、東北地方の人気店や名物食材を使った42店が登場。総菜、お弁当、スイーツ、パン、酒など幅広い。目玉は「いわて短角和牛3種食べ比べ弁当」(2,160円)。日本にいる牛の中で1%しかいないという岩手県産の短角(たんかく)牛を使う。そのほか、山形県を代表する果物「ラ・フランス」を使ったタルト「ぱんどら」(378円)や、青森県八戸市の朝市から「大安食堂」の人気商品「しおてば」(10本入り、1,080円)など。うち18店が実演販売を行っており、食材を調理する様子を目の前で見ることができる。
イートインコーナーでは、秋田県名物の比内地鶏を使った「比内地鶏親子丼」(1,080円)が登場。各県の名物酒を並べたコーナーや、ご飯のお供やおやつを集めたコーナーも。
開催初日の22日は、東北地方の食材を楽しむ客でにぎわった。西村さんは「県ごとの文化の良さを楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月28日まで。