梅田各所で、冬の代名詞、クリスマスツリーやイルミネーションの点灯が始まった。

点灯式に登場した岸谷五朗さん（グランフロント大阪）

　グランフロント大阪（大阪市北区大深町）北館1階の屋内広場では11月8日、クリスマスツリーの点灯式が開かれた。紙製の大きなバラの花で覆った真紅のツリーで、高さ約5メートル。小さな金色光が花のすき間をきらびやかに彩る。「愛や寛大さを表す赤と、情熱を意味するバラ」をテーマに空間デザイナーの長谷川喜美さんがデザインした。

　点灯式には俳優の岸谷五朗さんが来場。「光が入るとまた一段と素晴らしい。クリスマスに、みなさんにハッピーが訪れますように」と感想を述べた。点灯時間は17時～23時。12月25日まで。

　うめきた広場周辺の並木道でも11月9日からイルミネーションが始まる。シャンパンゴールド色の電球30万球で街路樹95本を装飾。広場内の水辺にはギフト箱を模した電飾作品も展示する。点灯時間は17時～24時。来年3月4日まで。

　ザ・リッツ・カールトン大阪（梅田2）では11月10日、1階ロビーでクリスマスツリーの点灯式を開催。高さ約3.5メートルの伝統的なツリーで、金色と赤のオーナメントを中心に装飾する。期間中は館内各所にもツリーやリース、ガーランドを飾り付ける。12月25日まで。

　中之島フェスティバルシティ（中之島2）では、11月12日にイルミネーションが点灯する。約3万個の電球で中之島フェスティバルタワーと同「ウエスト」の1階四つ橋筋側を装飾。点灯時間は17時～23時。2018年2月28日まで。

　梅田阪急ビル（角田町）1階の南北コンコースでは、11月22日～12月25日、「0号線のプラットフォーム」を開催する。2015年に始まったイルミネーションで今回が3回目。装飾の範囲は、高さ9メートル、幅16.5メートル。電球約10万球を使う。「ライトフォール」と呼ばれる装飾で天井から光を連ね、「華やかな光の駅空間」を演出するという。点灯時間は10時～24時（初日は16時～）。

　大阪ステーションシティ5階「時空（とき）の広場」では、11月1日からイルミネーションを開催中。「光り輝く時空の祝宴」と題し、シャンパンになぞらえて飾り付けた。床面には気泡が広がったような演出。天井からは最大で高さ16メートル、幅20メートルの「シャンパンヴェール」を3つ飾る。点灯時間は17時～23時。来年2月14日まで。