大阪・北新地に9月6日、「北新地 熟成肉 Bacco Aging bar(バッコ エイジング バー)」(大阪市北区堂島1、TEL 06-6341-8116)がオープンした。運営はイニシエート(同区)。
熟成肉を使った料理とワインに力を入れる同店。店舗面積は97.5平方メートル、席数は46席。メインターゲットは30代後半~50代の男女。想定客単価は5,500円。
同店によると、希少性の高い「北海道産短角牛」を半頭状態で40日間、1度に保ち熟成することにより、うまみを引き出しているという。
メニューは熟成肉を使ったものを中心に30種以上を用意する。タリアテッレに熟成肉のミンチを使ったボロネーゼをからめ、フォアグラのエスプーマをのせた「自家製ボロネーゼとフォアグラエスプーマのタリアテッレ」(1,296円)、熟成肉のユッケに生ウニをあえ、提供の直前に瞬間燻製する「生ウニと牛肉ユッケの瞬間燻製」(1,404円)、卵黄ベースのソースにポテトサラダを浮かべ、2種類のチーズをかけた「BACCO特製ポテトサラダ」(540円)など「見た目にもこだわった」料理を提供する。
熟成肉に合わせ、ワインエキスパートの資格を持つダニエル・ピザロさんが選んだ、40種類以上のワインもそろえる。フランス・イタリア産を中心に、手ごろなものから、一点物まで幅広く取り扱い、料理や客に合わせて提供する。
同社マネジャーの林圭吾さんは「熟成肉は初めての製法に挑戦する。北新地は飲食店の激戦区でもあるため頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~翌3時。