大阪新阪急ホテル(大阪市北区芝田1)地下1階のビュッフェレストラン「オリンピア」(TEL 06-6372-5240)で9月1日、秋の味覚を楽しむ「大・食楽祭(だいしょくらくさい)」が始まった。
1964(昭和39)年8月のホテル開業時からある老舗バイキングレストラン。季節に合わせたグルメフェアを四半期ごとに開催している。
今回のテーマは「祭り」。はっぴを着た男衆の掛け声とともに、約300人分という高さ80センチの円錐形モンブランが手製の山車に載って入場し、会場をにぎわせた。同じ演出は期間中、毎日各回で実施する。
料理は、松茸、アワビ、クリ、イモなど旬の食材を使ったものを中心に和食・洋食・中華・デザートで計約80種類。目玉はオリジナル料理「ミート・バウムタワー」。デミハンバーグとバウムクーヘンにフォアグラ風味のジャガイモピューレを挟んだもので、食事仕様のパンケーキが流行しているのを参考に開発した。ほのかな甘みと肉のうま味が「意外に合う」と女性に好評だという。
デザートでは、どら焼きを卵にくぐらせた特製「どら×フレンチ」のほか、みたらし団子やようかんなど従来より和菓子の種類を増やした。
同ホテルの営業企画担当、三江早帆さんは「秋の王道メニューが中心だが、『ミート・バウムタワー』のような変わり種も織り交ぜた。さまざまな食を楽しんでほしい」と話す。
席数は280席。月曜~金曜=100分制、土曜・日曜・祝日=90分制。料金は、ランチ=3,700円(毎日11時30分~、土曜・日曜・祝日は13時30分~もあり)と3,200円(平日=13時30分~、土曜・日曜・祝日=15時30分~)、ディナーが4,700円(毎日17時30分~と19時30分~)。
11月30日まで。