阪急梅田駅の商業施設「阪急三番街」北館地下2階にある飲食フロアが8月31日、全店の営業を終了する。2018年春にリニューアルオープンする。
改装対象は約2300平方メートル。リニューアル後も飲食フロアになる。9月以降は「催し広場」付近を閉鎖するため、同階東西の移動ができなくなる。南館~北館の連絡通路と地下1階への昇降動線は利用できる。
閉店するのは全15店。店舗の一つ「中国料理 青冥(ちんみん)」は、阪急三番街が開業した1969(昭和44)年以来、48年間営業を続けてきた。来春のリニューアルでも再出店せず、完全に閉店するという。同店店長は「店長を務めて10年程だが、やはり残念。私よりも愛着のあるお客さまが多いようで『昔から来ていたのに』と残念がる声を結構聞く」と話す。
ほかに、変わり種の丼が味わえるカツ丼・親子丼専門店「祭太鼓」や、海鮮丼専門店「堂島とろ家」のほか、「丸の内DINDON」「しゃぶ菜」「ニュー松坂」「Cafe L'Arc-en-Ciel」「ワンオーワン」「千利」「リバーカフェ」「デリス タルト&カフェ」「不二家レストラン」「四川辣麺」「ダンミ」「ロッテリア」が営業している。
阪急三番街は1969年11月に開業。今年4月に北館1階・地下1階および南館一部をリニューアルした。2017年7月31日時点で店舗数は250店。
営業時間は10時~21時(飲食は23時まで)。