ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区梅田3)26階で7月8日・9日、現代美術アートフェア「ART OSAKA 2017」が開催される。
ホテルを使ったアートフェアでは日本最大級という同フェアは今回で15回目。昨年は約3500人が訪れたという。ホテルの客室でアート作品を鑑賞して、気に入った作品はその場で購入できることが特徴。ギャラリーの運営者とアーティストに、おすすめの作品や作品への思いを直接聞くことも。会場が生活空間に近いホテルのため、家で飾る時の様子を想像しやすいという。
同フェアでは、国内外の54ギャラリー(関西21、関西以外27、台湾3、韓国2、マカオ1 )が1ギャラリー1~2室を使って展示する。総展示数は600点以上。作品は絵画、彫刻、版画、写真、針金を使った物などさまざま。各作品はベッドルームの壁や窓際、バスルームの風呂の中、部屋全体など各ギャラリーに任される。
同フェア事務局の宮本典子さんは「1部屋という制約された空間であることからギャラリーや作家のコンセプトを伝えやすいと話す。「生活の中にアートを取り入れるきっかけになってほしい。アートのプロも初心者も楽しめるフェアにしたい」とも。
開催時間は11時~20時(9日は19時まで)。入場料は1,500円。