阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階阪急梅田ギャラリーで3月29日、「手塚治虫の美男美女展~優艶~」が始まった。
「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」など、これまで700タイトル以上の作品を残してきた手塚治虫。同展では、「新・日本の美意識」をテーマに、直筆原稿など101点以上を展示する。会場内には 「リボンの騎士」の劇中に登場する王冠をイメージし3億円相当のジュエリーを使った「サファイアの王冠」の展示も。
第1章は、これまでの作品に登場する約50の「美男美女」キャラクターを、「艶」「麗」「雅」「粋」「凛」など、美しい意味を持つ10文字の漢字にテーマ分けして紹介。第2章では、現在活躍するクリエイターが、手塚キャラクターへのオマージュを込めて創作された作品10点を用意する。イラストコミュニケーションサービス「pixiv」で一般公募された「手塚キャラクターイラストコンテスト」の優秀作品の展示も。
そのほか、人気作品の第1話を放送するブースや、ブラック・ジャックとアパレルブランド「エレメンツアッシュ」とのコラボ衣装の展示・販売なども行う。
広報担当の三好さんは「作品を知っている大人のファンだけでなく、幅広い年代の人が楽しめる。春休みなので親子や家族連れでも来てほしい」と話す。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。入場料は、一般=600円、大学生・高校生・中学生=400円。小学生以下無料。今月10日まで。