阪急阪神ホテルズ（大阪市北区）が3月15日、梅田・福島エリア3つのホテルで武庫川女子大学の大学生とコラボしたメニューの販売を始める。

メニューを考案した学生ら

　武庫川女子大学の生活環境学部・食物栄養学科55人の学生とコラボした同企画。約8カ月間、授業の一環として、商品開発から製造、販売までの講義を行い、「食べて元気に　新生活応援メニュー」をテーマにメニューを考案した。101種類のレシピから、シェフと企画担当者が選抜した16種類を販売する。

　販売場所は、「ホテル阪急インターナショナル」「大阪新阪急ホテル」「ホテル阪神」の3つのホテル内のビュッフェレストラン。各ホテル4種類のメニューを用意する。「大阪新阪急ホテル」のみ、2回に分けて販売するため計8種類となる。

　ラインアップは、「桜パウンドケーキ」「春野菜の豆乳キッシュ」など、春にちなんだ商品が目立つ。クマをそのままケーキにした「くまさん春ですよ」や、メークして仕上げる「コスメケーキ」など、SNSで紹介したくなるような商品のほか、「ひとくち春おでん」や「春色カップずし」など、女性にはうれしい一口サイズの商品もそろえる。

　総料理長の北山良平さんは「見た目の斬新さや、かわいらしさが強調された、独創的な商品が多く、思わずSNSで発信したくなる『フォトジェニック』な物など、どれも大変参考になった。今後のホテルレストランのメニュー作りに応用したい」と話す。

　4月16日まで。