阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階祝祭広場で1月11日、マスキングテープ「mt」の10周年記念イベント「mtグランマルシェ」が始まった。
ハエ取り紙から始まったカモ井加工紙(本社=岡山県倉敷市)が2007年から展開する文具・雑貨用マスキングテープ「mt」シリーズ。発売当初は粘着テープとして使われていたが、貼ってはがせることから、昨今ブームとなっている「DIY」を趣味とする女性中心にラッピングやインテリアデザインなどにも使われている。
会場入り口には2009年に東京・早稲田にある10坪のギャラリーで開催した「mt ex早稲田展」を再現したコーナーを設置。貼りやすさを追求した壁や床用のマスキングテープで部屋を装飾するなど、これまでにない新たなマスキングテープの活用法を提案する。
広場の床や階段は10周年の「1」と「0」でデザインしたマスキングテープで装飾。会場では、人気投票によって選ばれた上位10種類の復刻版テープや会場限定品(248円~)など、約1000種類を販売する。「当たり」が出ると非売品の「mt」商品を進呈する「ガチャガチャ」(100円)や1グラム3.8円で販売するテープの量り売りのほか、無地のアルバムをマスキングテープで自由に装飾するワークショップ(700円)なども開催。
バイヤーの駒村珠代さんは「新たなマスキングテープの活用法を、より多くのお客さまに知ってもらい、会場全体をマスキングテープのテーマパークのように楽しんでもらいたい」と話す。
隣接するカフェ「カフェ・ル・パン」では、マスキングテープをモチーフにしたケーキとカフェラテのセット(1,100円)などの限定コラボメニューを販売。食器や内装も10周年のmtデザインでそろえる。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月23日まで。