見る・遊ぶ 買う

グランフロント大阪で「ルーヴルNo.9」展 漫画表現に着目

「サモトラケのニケ」のレプリカと漫画の融合

「サモトラケのニケ」のレプリカと漫画の融合

  • 0

  •  

 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館地下1階で現在、ルーブル美術館を題材にした漫画家の作品展「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」が開催されている。

荒木飛呂彦さんの作品

[広告]

 全国を巡回中の同展は、東京・六本木(2016年7月)に次ぐ2回目。フランスで、絵画、音楽、映画などに続く「第9の芸術」に位置付けられる漫画文化(バンド・デシネ)に着目した。

 展示の中心は「ルーヴル美術館BDプロジェクト」に参加する漫画家16人の原画やネーム、特別映像など約300点。2003年に、漫画表現でルーブル美術館の魅力を伝えようと始まった同プロジェクトには、日本から荒木飛呂彦さん、谷口ジローさん、松本大洋さん、五十嵐大介さん、坂本眞一さん、寺田克也さん、ヤマザキマリさんが参加している。

 会場は、ルーブル美術館の歴史を映像化した導入部と、1~3章の展示で構成。第1章ではルーブル美術館の「表の顔」、第2章では「裏の顔」をテーマに漫画家の自由な発想に任せた作品を展示する。第3章では、漫画家が想像するルーブル美術館の過去や未来を表現する。

 会場では、同展の展覧会図録(2,700円)やトートバッグ(2,800円)などグッズ約340点も販売する。

 同展担当の大場雅さんは「『ルーブル美術館』という共通テーマで描かれた16通りのストーリーとともに、日仏での漫画の違いも楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。料金は、一般・大学生=1,600円、中高生=1,200円、小学生=600円。1月27日まで。

 4月からは福岡、7月からは名古屋で開催予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース