JR大阪駅北の空き地「うめきた2期」に10月7日、約10万株の花々に彩られた有料庭園「うめきたガーデン」が期間限定で開園した。
会場は、普段は入れない貨物駅跡地の中央部。仮囲いされた約16.2万平方メートルの広大なさら地からは、「キタ」のビル群が全方位に見渡せる。
花畑ゾーンは約5000平方メートル。パッチワークのように、マリーゴールド、ペチュニア、日日草、インパチェンス、パンジーなどの花壇が広がる。一般公募の「グリーン・サポーター」延べ約230人とともに、9月の着工から約1カ月で完成させた。
見どころは庭園デザイナー・石原和幸さん制作の大型庭園「未来の大阪」と、車庫と庭が一体になった「ガレージガーデン」。屋根の上をサルビアなどの草花で飾った丸太小屋(約100平方メートル)には、地元のコーヒー専門店「カフェ チーポ オイト」運営のカフェが入る。
会場南側の屋台広場(2500平方メートル)では、「ビフテキ串」「石見銀山赤鶏コンフィ」「五浦ハム焼き」など日本各地のグルメを販売する。
開催時間は10時~17時。入場料は、一般=1,000円、小・中・高生=500円。2017年3月20日まで。
うめきた2期は2022年に「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をテーマにした街として再開発される。今年6月、暫定利用の事業者9者が選ばれた。