梅田の阪急サン広場地下通り(大阪市北区角田)に9月28日、エッグタルトの店「ウチヤベイク」が、パスタ店「ローマ軒」とコラボした新業態をオープンする。運営はベレット(大阪市北区)。
店舗面積44.8平方メートルを両店で半分ずつ分け合う。ウチヤベイクは店頭で看板商品の「たまごのタルト」(260円)と、同店限定「白いたまごのタルト」(300円)の2種類を販売。店内で生地・クリームを作り、成型し、焼き上げる。
ローマ軒側にはカウンター式11席を配置。昼は「パスタランチ」(全品950円)、夜は「セイボリータルト」(518円~950円)を提供する。夜メニューは、セイボリータルト1品とワイン飲み放題(30分=540円、50分=972円)の注文が必要。216円を上乗せすると飲み放題にスパークリングワインが加わる。
セイボリータルトは、野菜や肉、魚などが入った食事用の甘くないタルト。ウチヤベイクの品を使い、「セイボリータルト ローシーニ風」(950円)や「セイボリータルト海老(えび)アメリケーヌ」(518円)など7種類を提供する。
ターゲットは、阪急うめだ本店を利用するOLなど。同社企画・開発担当の鮎川博さんは「おそらく来店客の8~9割が女性だろう。買い物とカフェタイムの合間に気軽に利用される店にしたい」と話す。
想定客単価は昼が950円、夜が1,500円、ウチヤベイクを含めると1,200円。月商600万円を目標にする。ローマ軒の代表メニュー「焼きスパ」やビールは提供しない。
ウチヤベイクは2014年12月に大阪・今里で1号店をオープン。店舗数は現在5店。梅田エリアへの出店は初めてとなる。
営業時間は10時~22時(飲食は、ランチ=11時~15時、ディナー=15時~22時)。