大阪駅南広場に10月1日、新歩道橋「スカイウォーク」が開通する。百貨店など、駅周辺施設間の回遊性が高まる。
歩道橋整備は、JR西日本が2004年に始めた大阪駅改良・開発プロジェクトの一環。駅周辺の回遊性、利便性を高め、大阪駅全体のにぎわい作りに生かす。
新歩道橋は、阪急うめだ本店と阪神梅田本店を南北につなぐ「梅田新歩道橋」の中央付近から分岐。東西に長さ約70メートル、幅5メートルの橋を架け、サウスゲートビル2階の大丸梅田店と接続する。新設部分には屋根が付く。
同日、新バスターミナルの使用も開始する。従来、駅南広場の東側に混在していたバスターミナルとタクシー乗り場を東西に分離。道路上にあった一部のバス乗り場も集約することで、渋滞の改善や歩行者の安全確保が期待できるという。