大阪駅前第4ビル(大阪市北区梅田1、TEL 06-6147-9228)地下1階に9月7日、居酒屋「ニッポンバル」2号店がオープンした。運営はライトハウス(大阪市北区)。
2号店は「ニッポンバル 桜の間」。ドミナント戦略を念頭に、2012年にオープンした1号店の約30メートル先に新規出店した。立ち飲み・居酒屋が密集する同ビルで、1号店は値頃感と使い勝手の良さで客を獲得。客数増に伴い、普段使いできる店というコンセプトが薄れたため、周辺で物件を確保した。
料理は和食が中心。ソースにくぐらせたボール型コロッケ「松阪牛コロッケ」(410円)は、脂からも肉の甘みを味わえる名物料理。「おばんざい」(194円~)は、「揚げ蓮根アンチョビソース」「揚げ茄子ポン酢」など16種類を提供する。
女性客が多いのが特徴で、1号店は20~30代の女性を中心に、男女比で4対6。2号店も40代女性をターゲットに同程度の男女比を見込む。客単価は1号店より500円増の2,500円を想定している。
店舗面積は57平方メートルで、中央の調理場を囲んでカウンター21席、周囲にテーブル8卓23席を配置する。内装は木質調で簡素にまとめた。
巽益章社長は「居酒屋の愚痴り合うイメージを変え、前向きになれる場を提供したい。大阪を元気にする手助けをするのが願い」と話す。同ブランドは今後も、大阪府内の都市部を中心に展開していく考え。
営業時間は16時~22時30分。日曜定休。