大阪の中之島公園や八軒家浜で9月11日に始まる「水都大阪フェス2016」の80プログラムが決まった。多彩なイベントで36日間にわたって水辺をにぎやかに盛り上げる。運営は一般社団法人水都大阪パートナーズ(大阪市西区)。
明治時代に「水の都」と呼ばれた大阪の水辺。当時の活気を取り戻そうと、2009年から大阪府、大阪市、経済界が一体となって河川区間の魅力づくりに取り組んでいる。
同フェスは、「ロ」の字を描く大阪市中心部の川筋、通称「水の回廊」周辺で開催。中之島公園、中之島GATE、八軒家浜、回遊、西中島、枚方の各所で、飲食や音楽、アート、ワークショップなどを展開する。定期船やチャーター船に加え、各種企画船も用意する。
初日は大阪市中央公会堂を含む市内30カ所で演奏会「大阪クラシック」、翌12日は大阪市庁舎前や中之島オープンテラスで屋外演奏会が開かれる。「コア期間」と位置付ける10月8日~10日には、大阪城で秋祭り、枚方船着き場でカヌー体験会なども予定している。
9月22日~25日は、中之島公園芝生広場で「クラフトビアピクニック」を開催。今回が3回目で、前回は6日間で約6万人が来場した。「みちのく福島路ビール」「ベアードビール」「道頓堀地ビール」など13の醸造所がそろう。料金は、「ドリンク&フードチケット」=1,000円(250円×4枚)、「ピクニック利き麦酒セット」=1,500円。開催時間は11時~20時30分。
2009年の「水都大阪2009」で大阪に初お目見えして以来、同イベントのシンボルとなってきた巨大アヒル「ラバー・ダック」は今回来場しない。
10月16日まで。