阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)地下2階に4月15日、缶詰バー「mr.kanso(ミスターカンソ)」がオープンした。運営はクリーン・ブラザーズ(西区)。
缶詰を肴に酒を飲むという独特のスタイルが特徴の同店。提供するフードは世界各国、日本各地から集めた缶詰のみ。オリジナル缶詰の開発も手掛けている。
百貨店への出店は今回が初めて。缶詰は約70種類、ドリンクは20種類を用意する。座席はないものの、カウンターでの立ち飲みが可能。店内で食べる場合は温め直すなどして皿に盛り付ける。隣区画にあるフードコートの共有席も利用できる。
店の「お薦め」は自社企画した「だし巻き缶詰」(550円)。京都の老舗食品メーカー「吉田喜」と共同開発した。カツオとコンブの合わせだしで、味付けは京風にあっさり。卵がフワッと仕上がっているという。
変わり種では「トド肉大和煮」(756円)なども。「ショウガと濃い味付けでは消しきれない若干の獣臭を楽しめる」と同社企画・営業部の荒堀慧さんは話す。
ドリンクは「赤ワインハイボール」「白ワインハイボール」「日本酒ハイボール」「ダブリンハイボール」(以上、580円)などで、ハイボールに力を入れている。
贈答用に「だし巻き缶詰」「たこ焼き缶詰」(550円)、「パエリア缶詰」(650円)のセットも販売する。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。