「ヒルトンプラザ イースト」(大阪市北区梅田1)1階アトリウムで4月1日、「美しき憧れ-ミキモトのティアラ」展が始まった。
大正時代から現代にかけてのティアラが一堂にそろう展示会は今回が初の試み。展示するアイテムは約10点で、ほとんどが一般公開されていない貴重なものだという。「女性の憧れの象徴でもあり、制作するにあたって技術を要するティアラをぜひ見てほしい」という思いで同展開催が決まった。
約40平方メートルの会場は、同社のブランドカラーである紺色と白色を基調にした空間。大正時代にデザインされた復刻版から、2007年に制作された四季の花をデザインしたものまで、同社の歴史と技術を感じさせるラインアップ。「2015ミス・インターナショナル世界大会」で優勝したエディマー・マルティネスさんが実際に着用したクラウンも展示する。制作風景を撮影したムービーや、デザイン画、実際にクラフトマンが使う道具と共に制作工程を追ったコーナーも。
初日の1日には、2016ミス・インターナショナル日本代表の山形純菜さんが「ミキモト パールクラウン」を身に着けて登場。来場客と写真撮影を楽しみ、笑顔を見せた。
山形さんは「他のジュエリーに比べて、ティアラを見る機会は大変珍しい。たくさんの人に来場していただき、ミキモトの美しさに触れていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。今月14日まで。