大阪・福島に12月17日、イタリアンレストラン「センバキッチン」（大阪市福島区福島5、TEL 06-6455-5678）の3号店がオープンした。

調理の様子を眺められるオープンキッチン

　外観はレンガ調、店内はこじゃれた倉庫風。入り口側にオープンキッチンがある。旧パチンコ店の広めの空間をニューヨーク市ブルックリン区にあるイタリアンレストランを参考に改装した。

　料理は肉料理が中心で、店では「大沼牛リブロースステーキ」（350グラム～、2786円～）を勧める。使うのは北海道産の大沼牛赤身肉。塩とコショウだけで仕上げ、肉自体の旨みを引き立てる。オーブンで皿ごと焼くため提供時にバターや肉汁がはぜ、見た目にも食欲を掻き立てるという。

　他にピッツァ、パスタをはじめ、シーフードのバター焼きやタパス、パイ皮にスイーツや野菜を挟む「デニッシュ・ポップオーバー」も提供する。ドリンクは、エビスビールやカクテル、30種類以上のワインを用意している。

　「センバキッチン」としては南船場本店、北梅田に次ぐ3号店。既存店は平日には接待、休日には家族連れに利用され、客層が幅広い。福島店では客単価を3200円と想定し、月商2400万円を目標にしている。

　店舗面積は125.6平方メートルで、席数は78席。営業時間は17時～翌2時。1月1日～3日は休み。

　運営会社のカームデザイン（大阪市西区）は、同店を含め「ビストロ酒場ココット」「チャイナビストロ ワンスープ」など大阪市内に計10店を展開している。