大阪・高槻市の人気パン店「ROUTE(ルート)271」(大阪市北区芝田2)が9月16日、グランフロント大阪の近くに移転開業する。
パティシエやフレンチ料理人などの経歴を持つオーナーシェフの船井高志さんが2009年に高槻市で開業した同店。「これまでよりも進化するために」(船井さん)という向上心から、梅田エリアへの移転を決めた。8月18日からプレオープンでの営業を始めている。
梅田店では外観にイタリア製のシンプルな時計を飾り、深緑色でまとめるなど異国情緒のある雰囲気を演出。店舗面積は約26.4平方メートル。カウンタースタイルで常時約40種類のパンを販売する。客単価は1,000円。
旧店舗で人気があった「タイ風焼きそばパン」(292円)は梅田店でも看板商品だが、「最高の商品を提供したいので、味や生地は固定せず、たびたび変えている」と船井さん。今回の移転にあたっても「パン一つ一つに、作り方から改良を加えて、ようやく納得のいくものが出せるようになった」という。
プレオープンの期間を長く取ったのも味へのこだわりから。「やるからには妥協したくない。グランドオープンまで調整を続けたい。北区で1番美味しいパン屋さんと言われるように精進します」と意気込む。
営業時間は11時~20時(売り切れ次第終了)。