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阪急うめだ本店で「フランスフェア」-アルザス・ロレーヌ地方特集、実演販売も

祝祭広場では期間中、約50のイベントを開催

祝祭広場では期間中、約50のイベントを開催

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)で3月11日、フランスフェアが始まった。

1854年から1店舗だけでマカロンを販売する「マカロン・ド・ブーレ」

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 今年で6回目を迎える同フェアではアルザス・ロレーヌ地方を特集する。期間中、フランスから30人のシェフやパティシエを招き実演販売をするほか、祝祭広場に「パリの広場」をイメージしたモンマルトルの街並みを再現する。

 9階催場では、アルザス名物「タルトフランベ」を看板メニューに掲げるレストラン「レグル」と、ワインを出す郷土料理の店「シェ・イヴォンヌ」がイートインコーナーを設ける。「レグル」ではタルトフランベ職人が初来日し、アルザス風の極薄ピザ「タルトフランベ」(1,944円)を製作実演する。「シェ・イヴォンヌ」は、陶の鍋で牛肉と豚肩ロースハム、野菜を白ワインとともに煮込んでオーブンで焼いた「ベックオフ」(1,944円)などを提供する。同地方はドイツとの国境近くに位置することから、シュークルートなどハムやソーセージを使った料理も多い。

 バカラ村のブーランジェリー「メゾン・ペイヤー」はロレーヌ地方のパイ「パテ・ロラン」のチャンピオンで、豚肉を白ワインでマリネして作る豚まんのようなあんをパイで包み焼き上げる「パテ・ロラン」(1個540円)を販売。スイーツは、アルザスの伝統菓子「クグロフ」のコンクールで優勝した「マーク・ロジェル」がクグロフ(1個2,160円)やタルトフロマージュ(1カット540円)を販売するなど、実力派の店舗が日本初出店する。アルザスの画家・絵本作家・ハンジが描く、アルザス地方の農村の暮らしや子どものイラストをあしらった陶器などを販売するショップにはイベント初日、朝から長蛇の列ができた。

 祝祭広場では、アクセサリーやボタン、ストールなどを販売する蚤(のみ)の市のようなブースが出店。アコーディオンライブやコミックショー、似顔絵など、期間中約50のイベントを開く。

 期間中、同フロアの「カフェ ル パン」は映画「アメリ」のロケ地として知られるモンマルトルのカフェ「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」を再現した「アメリ カフェ」として、劇中で登場する「クレームブリュレ」(600円)や、ハンバーガー、ブッフブルギニョンなどを販売する。

 開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時終了)。今月17日まで。

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