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梅田で「アートアクアリウム展」-金魚シリーズ大作「大奥」、関西初登場

巨大金魚鉢シリーズ「大奥」

巨大金魚鉢シリーズ「大奥」

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階阪急うめだホールで1月9日、「アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶(つや)~」が始まった。

関西初登場の「ビョウブリウムII」

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 アート、デザイン、エンターテインメント、アクアリウムを融合させた「アートアクアリウム」というジャンルを確立した木村英智さんが手掛ける同展。2007年に東京で初めて開催され、これまでに累計445万人を動員している。展覧会の中でも「金魚シリーズ」は特に人気のあるシリーズ。

 昨年に続き2回目となる同店での展覧会には、巨大金魚鉢シリーズの大作「大奥」が関西初登場。幅約3メートルの作品では、「多くの女性が自らの美を競い合う、豪華絢爛(けんらん)な世界を表現している」という。金魚を入れた12面のびょうぶにプロジェクションマッピングで映像を映し出す「ビョウブリウムII」、宇宙空間をさまようクラゲをイメージした「スペースジェリウム」も、関西での展示は初めて。

 金魚を上から楽しむ水盤とガラスアート作品「Kingyo」を組み合わせた「サンタ・マリア・デル・ペッシェ・ドーロ」、水槽の側面にレンズを埋め込み、金魚の柄が万華鏡のように見える「カレイドリウム」などの作品も展示。普段目にすることができない珍しい品種の金魚も展示する。

 木村さんは「水槽がきれいなのでエサをあげていないのでは?と聞かれるが、生態系を作り上げてそこに金魚がいることができるのがアートアクアリウム」といい、「新しい日本の表現として、着物、伝統文化、伝統芸能のように世界に発信していきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~20時(金曜・土曜・祝前日は22時まで)。入場料は、大人=1,000円、小中学生=800円、未就学児無料。3月2日まで。

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