天満に「犬の幼稚園」-ラブラドールとフレンチブルの「先生」も

ラブラドールレトリバーのクロロ先生(写真右)とフレンチブルドッグのムンク先生(同左)

ラブラドールレトリバーのクロロ先生(写真右)とフレンチブルドッグのムンク先生(同左)

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 犬専門の総合レジャー施設「ドッグアミューズメント迎賓館」(大阪市北区同心1、TEL 06-6357-5964)は3月10日より、「犬の幼稚園さくら学園」をスタートした。

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 対象年齢は、ワクチン終了~10カ月まで。「しつけをするのに一番大切で、犬も素直な時期」(谷山政明園長)に、1日の生活を通して日常生活のさまざまな刺激に慣れさせながら、人と暮らしていくルールを学ぶ。「しつけに不安がある人や、この時期に仕事が忙しく面倒が見られない人に向けて始めたサービス」(同)で、犬だけで留守番ができるような訓練も行う。

 1日のスケジュールには、「あいさつ練習」「お昼寝タイム」「ランチタイム」などがある。「幼稚園」での様子は連絡帳に記して飼い主に手渡すほか、迎えのときにはアドバイスを行う。「家庭でのしつけも大切」と宿題が出されることも。

 スタッフには谷山園長ら3人とともに、「犬同士のコミュニケーションも上手に取れるように」と、クロロ先生(ラブラドールレトリバー・オス・3歳)とムンク先生(フレンチブルドッグ・メス・2歳)も参加する。「穏やかな性格のクロロ先生は、幼犬ともうまく遊ぶことができる。大型犬に慣れさせるために。ムンク先生は、たまに鼻ペチャ顔の犬におびえる子がいるのでその訓練に」(谷山園長)という。

 谷山園長は「ペットを連れて入れる店や施設も増えてきた。愛犬と一緒に楽しく安心して外出するためにも、正しいしつけは重要。人間の子どもと同じように、犬も幼稚園に通うことがもっと浸透すれば」と話す。「犬は本来群れる動物。飼い主がうまくリーダーになることで犬のストレスを減らせ、問題行動の解決にもつながる」とも。

 同館では現在、対象となる犬の年齢を広げることを検討しているほか、将来的には大阪府下を中心に、大型スーパーなどの敷地で同様のサービスの展開も目指している。

 利用料金は、4週8回=42,000円~(別途入園料21,000円)。営業時間は10時~19時(時間外対応あり・別料金)。木曜定休。

「犬の幼稚園さくら学園」の様子(関連画像)犬の養子縁組サービス「飼い方教室」を手がけるドッグサロンが提供(自由が丘経済新聞)新湘南バイパス高架下に「湘南夢わくわく公園」-ドッグランやBMX場も(湘南経済新聞)ドッグアミューズメント迎賓館

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