大阪ステーションシティ　ノースゲートビルディング東館の商業施設「ルクア」（大阪市北区梅田3、TEL 06-6151-1111）が8月28日、リニューアルオープンする。

　JR西日本と三越伊勢丹ホールディングスは今年1月、JR大阪三越伊勢丹が入る西館を再建し、ルクアを運営するJR西日本SC開発をデベロッパーとして東館のルクアと一体運営すると発表。ルクアでは西館の来春開業を前に、開業以来の大規模リニューアルを進めている。

　今回のリニューアルでは、全199店舗の約3割にあたる58店舗を改装。全国初出店7店舗、西日本初が17店舗など話題のショップをオープンし、開業以来のコアターゲットである「25歳～30歳のトレンドに敏感な女性」に加え、20代前半もターゲットに据える。

　地下1階には、できたてのおにぎりと弁当を販売する「ブーズ キッチン」が全国初出店するほか、管理栄養士監修の弁当や総菜、スイーツを販売する「プラスメディ」も出店。「駅に直結しているので、通勤時や帰る前に利用してもらいたい」と7時から22時まで営業する。

　2階には、若い世代からクリエーティブな大人までをターゲットにするセレクトショップ「221リステア」や、バルセロナ発のキャンディーショップ「パパブブレ」が出店。3階にはアメリカンカジュアルファッションスタイルを提案する「フリークス ストア ウィメンズ」が登場し、同ブランドは7階にメンズラインも展開する。

　5階には今年2月、原宿に日本1号店を出店した「ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア」が出店し、アパレルのほかライフスタイルアイテムも展開。同フロアには、スポーツとカジュアルファッションを組み合わせたスニーカーを展開する「スポーツ ラボ バイ アトモス」が西日本初出店する。6階には、20代前半の女性に高い人気があるレディスブランド「フラワー」が登場。

　雑貨では、8階に「ムーミンショップ」、9階に日本発の雑貨専門店「レインボー スペクトラム」がオープンする。

　同社では同日、西館9階に来春、「代官山 蔦屋書店」をベースにしたライフスタイル提案型の店舗を出店すると発表。1フロア約4000平方メートルの書店内に、コーヒーを飲みながら読書を楽しむカフェも設けるという。