大阪市や府から成る大阪割烹(かっぽう)体験実行委員会は1月24日から、北新地や堂島など39の割烹で本格的な割烹料理を堪能できる「大阪割烹体験2014」を開催する。
料理人が客の要望に応じて新鮮な食材をその場で調理する割烹スタイルは、全国に先駆け明治時代から大阪に根付いているといわれるが、現在では大阪府民でも知らない人が多いことから企画。「敷居が高く気軽に楽しむことができない」というイメージを払しょくし、板前の話術と伝統の技をカウンター越しに味わえる大阪割烹の魅力を広めたいとしている。
イベントには、曽根崎新地・堂島エリアの13店舗を中心に、北は豊中から南は堺までの39店舗が参加。普段、割烹を訪れる機会の少ない女性をターゲットに、ランチタイムは2,100円・3,500円、ディナータイムは5,250円・7,350円の定額料金で特別メニューを提供する。
「敷居が高い、メニューの金額表示がないので高いという印象があるが、この機会に和食の最高峰である割烹を気軽に体験していただき、メニューチョイスに割烹も入れてもらいたい」と大阪府府民文化部都市魅力創造局都市魅力・観光課の松本博さん。
参加には、ホームページに記載のイベント専用電話番号への予約が必要。2月11日まで。