12月1日に始まったイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴2013」の期間中、大阪市内の約480店舗で特典が受けられる「まちあるきプログラム」が展開される。
「イルミネーションを見る前や後に特典があればキタやミナミを回遊してもらえるのでは」と昨年始まった同企画。昨年は大阪市交通局の「OSAKA光のルネサンス」ロゴ入りプリペイドカードの提示が条件だったが、「カードを購入しなければいけなかったので今年はハードルを下げて」ホームページからのプリントアウトや無料配布する公式パンフレットのクーポンの提示で特典を受けられるようにした。昨年の参加人数は延べ約1万人。今年は3万人の利用を目指す。
今年は市内各所の10のイルミネーションイベントと連携することから、対象エリアも梅田から阿倍野まで拡大。梅田周辺では、梅田スカイビル、ルクア、大阪ステーションシティ、エキマルシェ大阪、阪神梅田本店、富国生命ビル、中之島エリアでは、中之島フェスティバルタワー、ダイビル本館、中之島ダイビル、堂島クロスウォークなどの飲食店で割引やワンドリンクサービスなどの特典を用意する。
エキマルシェ大阪、アルビ大阪アウトドア、ディアモール、無印良品 グランフロント大阪店、淀屋橋odonaなどの物販店では割引やノベルティなどを用意。12月27日から阪神梅田本店で開催される「サンダーバード博」など、展覧会の入場料を割り引く施設もある。
期間中、日本バーテンダー協会加盟店のバー35店が参加する「大阪BAR巡り」を、梅田から天王寺間のエリアで開催。同イベントが推奨するメーカーズマークと特製薫製ナッツを各店で提供するほか、クーポンの提示で飲食代金を10%割り引くサービスを実施する。「明朗会計の店を紹介し、夜の観光資源もアピールしたい」と大阪府府民文化部都市魅力創造局の松本博さん。
クーポンや参加店舗は公式ページで確認できる。来年1月19日まで(店舗により開催期間は異なる)。