中之島BANKS(大阪市北区中之島5)、ほたるまち(福島区)周辺で10月31日より、映画と食の複合イベント「第2回大阪中之島ごはん映画祭」が開催される。
「人と食のつながり」を描いた映画をまとめて上映する同映画祭。映画を見るだけでなく、映画にちなんだ食を体験するなど五感で楽しめるプログラムを展開する。今年は国内外から18作品を集め、「おいしい映画をスクリーンで見る5日間」と題して大阪芸術大学ほたるまちキャンパス内で上映する。
上映作品は、同祭テーマ作品の「eatrip」、大阪未公開のプレミア招待作品「乙女のレシピ」、「青いパパイヤの香り」「恋する惑星」「バグダッド・カフェ」「食べて、祈って、恋をして」など。「今年はちょっと懐かしい名画を多めに用意したので、見たかったけど見逃していたという方にもぜひ見ていただきたい」と実行委員会の丸岡さん。会場では大阪芸術大学とコラボレーションし、映画に関する展示やイベントを展開する。チケットは1回の上映につき1,000円。
映画を見ながらその映画にちなんだ「食」を楽しめる「ごはんつき上映会」では、中之島BANKSのレストラン「サン=ルイ アミューズ」で「二郎は鮨(すし)の夢を見る」を上映。銀座の名店「すきやばし次郎」の店主に密着したドキュメンタリーで、日本の伝統的な「すし」とフレンチシェフによる革新的な「すし」が付く。開催は11月2日・3日で、料金は9,400円(ドリンク代別途)。
チャペル「トゥレジュール」では、「アメリと幸せになるスイーツビュッフェ」と題し、映画「アメリ」を見ながらスイーツビュッフェを楽しめるイベントを開催。11月2日~4日、料金は2,500円(ドリンク代別途)。
de sign de >では、映画「天のしずく 辰巳芳子『いのちのスープ』」を上映し、上映後には料理家・どいちなつさんを迎えて食についてあらためて考えるサロンを開く。会場では、調味料や食材を購入できるマルシェも開催予定。11月1日、1ドリンク付き4,000円。3日には、「イラン式料理本」の上映と、テーブルセッティングされた空間でイランディナーを楽しめるイベントを開く。1ドリンク付き4,000円。
「ごはん付き上映会に参加しない方は映画を見た後、ほたるまちや福島、中之島のおいしいご飯を食べながら映画の話をしていただければ」と丸岡さん。
前売りチケットは、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあなどで販売中。映画祭は11月4日まで。