東急ハンズ梅田店(大阪市北区梅田3、大丸梅田店内、TEL 06-6347-7188)12階西側上りエスカレーター前で10月1日、「大阪浪花の食逸品処」が始まった。
大阪ならではの商品の問い合わせも多く、過去に大阪土産特集を企画した際の反響も大きかったことから、「大阪で作られた大阪ブランドの商品」と定義付けした商品を集めた同企画。梅田店、江坂店、心斎橋店など関西5店舗から担当スタッフを出し、「おいしいお店、うわさのお店などを一から調べて、足を使って30メーカー、約180点の商品を集めた」という。
スイーツでは、「熱中飴」が有名な井関食品(豊中市)の「なにわのおばちゃん のど飴」(630円)が登場。創業当時の製法を守り今でも銅製の鍋で炊き上げるあめには、レンコンとハーブエキスを加えている。1926(大正15)年創業でシェア70%のボンボン専業メーカー「丸赤製菓 糸田川商店」(東淀川区)の商品では、梅酒ボンボン、日本酒ボンボン、ワインボンボン(各450円)などが並ぶ。
ソースコーナーでは、メーカー直販サイトで現在3カ月待ちとなっている石見食品工業所(東住吉区)の「ヘルメスソース」や、ファンも多い「金紋ソース」、日本初のウスターソース「日の出ソース」、1897(明治30)年当時のレシピを元に作った「敬七郎 ウスターソース」など20種類をそろえる。通常、業務用しか購入できない「ヘルメスソース」は、ミニボトルの「ヘルメスとんかつソース」(200ミリリットル=525円)も仕入れた。
「玄米カフェ 実身美(サンミ)」(北区鶴野町ほか)の「酵素ドレッシング」「豆乳プリン」(土日限定)や、和泉市の欧風料理「コンポステラ」の「リンゴドレッシング」(680円)、「黒酢ドレッシング」(780円)など、人気カフェやレストランのオリジナル商品もセレクト。北極星の「オムライス好きのケチャップ」(250円)、千とせの「玉子かけごはん醤油」(298円)など、老舗店の商品も集めた。
「普段はお店に出向かないと買えない商品やネットで購入できるがロットが大きいものなど、一般にあまり流通していない商品もたくさん集めた。スタッフが足で集めたおいしい食品をこの機会に試していただきたい」と、同店キッチン担当の鏡理恵さん。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時30分まで)。今月15日まで。心斎橋店、あべのキューズモール店、江坂店、三宮店、姫路店でも開催中。