大阪水上バス淀屋橋港(大阪市中央区北浜3)桟橋上に10月1日、8日間限定の「ご来光カフェ」がオープンする。
「土佐堀川の向こうの生駒山から朝日が昇る瞬間が見られるのでは」とNPO法人もうひとつの旅クラブが企画した同カフェ。2006年に初開催し今年で8回目を迎える。1回目は15日間限定でオープンしたが、桟橋から日の出を拝むことができるのは約1週間と判明。2回目以降は8日間限定のカフェとしてオープンしている。
雨天時は休みになるが昨年は天候に恵まれ休みはなく、期間中955人が来店。20代~40代を中心に子どもからお年寄りまで幅広い層が訪れ、「土日は精神的にゆったりした雰囲気で楽しむ方が多いように思った」と同NPOの岩田尚樹さん。メニューは、コーヒー、紅茶、抹茶(各400円)、スコーン、シナモンアップルトースト「ポンヌフ」、トマトソース・チーズ・バジルをのせたバケット「パレルモ」(各200円)を用意し、来店客は入れたてのコーヒー片手に撮影などを楽しんでいる。
期間中は、当日参加可能の小型クルーズ船による「ご来光クルーズ」(ワンドリンク付き1,000円)も毎日運航。6時30分から運航し、希望者が多ければ2便、3便も運航するという。10月7日には、特別企画ご来光ツアー「OSAKA旅めがねプレミアムツアー」も開催。早朝3時30分にJR大阪環状線「野田」駅に集合し、中央卸売市場でマグロの競りを見学、クルーズで日の出前の5時40分に淀屋橋港に到着してご来光カフェを楽しむコース。「中央卸売市場ツアーは数多くあるが、マグロの競りを見られるのはこのご来光ツアーだけ。申し込みはお早めに」と呼び掛ける。
「今年で8年目を迎え、年々ファンが増えてうれしく思っている。都心のど真ん中・中之島の水辺でご来光の瞬間を皆で共有しましょう」と岩田さん。同カフェではボランティアスタッフも募集中。
営業時間は5時50分ごろから8時30分(10月1日の日の出は5時52分)。雨天休み。休みの場合は、5時までにホームページで知らせる。